毎日の料理、すべて自分で作っていると休みたい日もありますよね。
つかれていても自炊して健康的な料理を食べたい……そんな時、わが家に調理家電のホットクックがやってきました!
この記事では、ホットクックを実際に1年使っている私の感想とメリットデメリット、買う前の注意点などをお伝えします。
ホットクックの購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください!
- 仕事や育児で時間がなくて、もっとラクに料理がしたい
- 料理が苦手で作るのを負担に感じる
- ホットクックの購入を検討中でメリットデメリットを知りたい
- ホットクックを使っている人の感想が聞きたい
「料理するのがつらい……」ついに夫にこぼした本音
以前の私は、毎日の料理がかなり苦痛でした。
仕事終わりにスーパーに食材を買いに行って、帰って急いで作ってもうこんな時間!?
食べるのは一瞬なのに、作るのは時間がかかる…
そんななか、前にネットで見たホットクックの存在がずっと気になっていました。
無理にでも料理をする日々を繰り返していたとき、体調もよくなくて今日は本当に無理……という日がありました。
そして私は自分の気持ちを、正直に夫に打ち明けてみたのです。
あのさ…しんどいんだけど、料理
えっ?
だから……今日はつかれてて料理したくないんだ。あと、今日だけじゃなくて今までもずっとしんどかったんだよ
あ、そうだったんだ…。じゃあどうする?
ホットクックっていう電気調理鍋があるんだけど、買ってみてもいい?
ホットクック?前にほしがってたけど結局買わなかったやつじゃないの?
いやそれは別のやつで……今回は本気だから
ふーん…まぁ、(料理がラクになるなら)いいんじゃない。で、今日はどうするの?
……マックかな
……了解
というわけで、夫の許可が出てから数日後、ついにわが家にホットクックがやってきたのです!
(ちなみに私が前にほしがっていたのは、似たような電気調理鍋ですがホットクックにはある「まぜ技ユニット」がついていないタイプのものでした)
ホットクックを買ってよかったか?答えはYesです!
正直にお答えください、あなたはホットクックを買ってよかったですか?
そうですね、どんなものかわからないから確かに最初は迷いました……
でも使った今ならはっきりと言える、答えはYes。Yesです!
ホットクックが来てからの私は、
「ああ〜もうこんな時間、料理しなきゃ……」という気持ちが
→「こんな時間だけど、とりあえず食材切って入れてスイッチ入れちゃおう」に変わりました。
料理の仕上がりも、ちょっとくやしいですが私が作るよりはるかにおいしく作れます。
たとえるなら家に料理上手なお手伝いさんが来てくれたみたいです。
電気無水鍋・シャープ の「ヘルシオホットクック」とは?
ホットクックとは、水を入れなくても自動で調理してくれる「電気無水鍋」です。
わが家で使っているホットクック「KN-HW24F」には、こんな機能があります。
- 自動調理メニュー
- 予約調理メニュー
- 手動調理メニュー
「煮る/蒸す/炒める/煮詰める/ゆでる」 - ダウンロードメニュー(無線LAN接続)
- あたため直し機能
- 内鍋フッ素コート加工
- まぜ技ユニット
- 液晶パネル表示
- 音声発話機能
ホットクックで作れるレシピ
ホットクックでは、洋食・和食・中華、無水カレーやスープ、パスタなどさまざまな料理を作れます。
公式サイトの「COCORO KITCHEN」にもたくさんのレシピがあり、カテゴリなどを絞ると自分の好みのレシピを検索できます。
Wi-Fiにつなげるモデルなら、インターネット上から新しいレシピをダウンロードして本体に追加できるので便利です。
私がよく作るのは定番の肉じゃがやカレーです
ホットクックのメリット
調理中に他のことができる
ホットクックは、材料を切って調味料を入れる下準備さえすれば、スイッチ一つで自動調理をしてくれます。
火を使わないので、お子さまがいる家庭でも安心してキッチンから離れられます。
料理ができるまでにお風呂に入ったり、洗濯物をしたり、昼寝をしたりと時間を有効に使えるのは大きなメリットです!
調理中好きなことできるのが最高
カレーを作るときでも、以前はトータルで1時間〜1時間半くらいかかっていたのが、ホットクックなら下準備15分ほどでできるようになりました。
途中で火の通り具合をチェックする必要もないですが、気になったら調理中にフタを開けて様子を見られるのも地味にうれしいポイント。
公式アプリに登録しておけば、調理が終わったら通知してくれます!
予約調理ですぐ食べられる
予約調理機能を使えば、予約した時間に料理が完成しているのですぐ食べられるのもメリットです。
予約調理は一部のレシピのみ対応ですが、定番人気メニューをふくめた70種類以上のレシピがあります!
今日は何にしようかな〜と献立を考えるのも楽しいです
素材のうまみを引きだすから薄味でもおいしい
ホットクックは密閉方式で調理をすることで、素材本来のうまみを上手に引き出してくれるんです。
具だくさんみそ汁などのスープ系は、調味料の量が少なくても、野菜やお肉からダシが出るのでとてもおいしいです。
健康のために塩分をひかえたい方にもおすすめです!
うっ、塩分……耳がいたい
いろんな調理法ができる
ホットクックは煮る・炒める・蒸す・ゆでるなどさまざまな調理法に対応しています。
自動でかき混ぜてくれる「まぜ技ユニット」がついているので、チャーハンや青椒肉絲などの炒めものも作れます。
付属の蒸しトレイを使えば、ブロッコリーやかぼちゃを蒸すのもとっても簡単です。
本体に入っているレシピを作る「自動調理メニュー」と、自分で好きな調理法で作れる「手動調理メニュー」があり、レシピにないものやオリジナルで調理もできます。
ホットクックを使いはじめてから、グリーンカレーなど料理のレパートリーがふえたのもメリットの一つです!
食洗機があればお手入れもラク
ホットクックはパーツが6つあり、内鍋以外の5つは食洗機対応です。
食洗機があれば、内鍋をサッと洗うだけでいいのでお手入れも本当に簡単です。
内鍋はフッ素コート加工のタイプと、ステンレス製のタイプがあります。
フッ素コート加工のほうが汚れが落としやすいけど、煮物とかがメインならステンレスもありかも
パーツをセットするとこんな感じになります。
(蒸しトレイとまぜ技ユニットは料理によっては使わない時もあります)
” 人に作ってもらった感 “が出る
私が個人的に思っているホットクックの一番のメリットは、人に作ってもらった料理感が出るというところです。
誰かに作ってもらった料理って、なぜか自分で作るよりもずっとおいしく感じるんですよね……。
自分だと途中で味見をしすぎて、料理ができた頃には飽きているせいかもしれません。
自分の料理の味って予想がついちゃうしなぁ
とくに肉じゃがなどの煮物は驚きのおいしさで、よく染みたダシとじゃがいものホクホク感、お肉のやわらかさ……
これはまさにおふくろの味です!
ちなみに私の実家で肉じゃがが出たことはありません
なんというか、昔ながらの食堂で出てくるっぽい味なんです。伝わりづらかったらすみません。
あと、調理中にホットクックが「がんばって作ってます」「おいしくできますように」などとしゃべるのも癒されます。
ホットクックのデメリット
値段が高い
私がホットクックの購入を迷っていた一番の理由は、値段が高いことでした。
一番安い機種でも40,000円台からと、家計にひびく出費ですよね……!
わが家で使っている機種は「KN-HW24F」で、購入時の金額は46,000円ほどしました。
でも、料理がしんどくてつい外食や出前がふえたら、20〜30回くらいでホットクックが買える金額になってしまいます。
そう考えると、ほぼ毎日使っているわが家ではすでに元がとれているので、後悔は全くありません。
今では簡単においしく体にもいい料理を作ってくれる、なくてはならない存在です。
サイズが大きくて場所をとる
正直に言います、ホットクックは想像の1.5倍大きかったです。
わが家のホットクックのサイズ… KN-HW24F / 2.4L
幅39.5 × 奥行き30.5 × 高さ24.9cm
炊飯器よりも大きいので、置くスペースが必要になります。
調理中は料理の匂いが出るので、わが家では換気扇の近くに置いています。
「KN-HW24F」は旧型のホットクックのサイズなので大きいです。
2021年9月発売の「KN-HW24G」はもう少し横幅がコンパクトになっているので、今買うなら新型のほうがおすすめです!
価格も現在では新型のほうが安くなっているかもしれません
\ここから最新の価格をチェックできます/
食材は自分で切らないといけない
ホットクックは調理鍋なので、食材を切ってくれる機能はありません。
材料を切ったり皮をむいたり、調味料を入れるなどの下準備は自分ですることになります。
私は野菜を切るのは苦ではないんですが、お肉を切るのってなんだか面倒です。
お肉をまな板で切ると、まな板と包丁を洗剤でよく洗わないといけない。
なので最近、お肉はキッチンバサミで切るようになりました!
お肉をつかむのは使い捨てのポリエチレン手袋かトングを使えば、手を洗う手間も省けます。
私はひとり分のランチなら、野菜もお肉もキッチンバサミで切って入れちゃいます
調味料の量や味つけは、まずは公式レシピの通りに作ってみて、次から好みに合わせて調整していくのがおすすめです!
調理自体や温め直しの時間が長め
ホットクックは、自動調理をしてくれる時間そのものは長めです。
圧力鍋などを想像していると、意外と調理に時間がかかるのはデメリットに感じるかもしれません。
カレーなら45分くらいでした。でも私が作るより早いです
また、料理の温め直し機能でも、わりと時間がかかるので時間には余裕を持ってはじめたほうがいいです。
料理にもよりますが、温め直しの時間は15〜40分くらいです。
ただ、ホットクックが調理や温め直しをしてくれる分、自分がキッチンに立つ時間を短縮できるのが助かります。
炒めものは水分が出やすい
ホットクックで作る煮物やカレーはとてもおいしいですが、炒める料理は少し水っぽくなることがあります。
密閉方式で食材から水分を引きだすので、シャキシャキというよりはしっとりした食感になります。
ホットクックで炒めると野菜のうまみが出るので、私はおいしく感じます。
食感は好みが分かれるところですが、シャキシャキ感を出したいならフライパンのほうがやりやすいと思います。
私はフライパンでやっても野菜がしんなりするので、ホットクック
のほうがラクで好きです
食洗機がないとお手入れが少し手間
ホットクックは調理内容によって、内鍋以外で洗うパーツが3〜5個あるので、食洗機がないと手間に感じるかもしれません。
何度かパーツを手洗いしたことはありますが、それほど洗いにくくはなかったです。
でも毎日のことなので、食洗機があるなら使ったほうがお手入れは断然ラクです。
うちは食洗機から先に買ったよね
うん、食洗機とホットクックの組み合わせは最強だよ
ホットクックが向いている人・向いていない人
ホットクックが向いている人・向いていない人はこんな感じです。
ホットクックは買う前にお試しできる
ホットクックをいきなり買うことに抵抗があるなら、家電レンタルを利用してまずはお試ししてみるのも手です。
家電のレンタルサービスなどを利用すれば、ホットクックを数千円からレンタルできます。
実際に試すと使い心地がわかるので、購入を迷われているならレンタルも検討してみてください。
ホットクックの選び方や気になる点は?
ホットクックの購入保証はある?
ホットクックのメーカー保証は購入から1年間です。
私は買うときに念のため5年の延長保証をつけました。
今のところ1年間ほぼ毎日ホットクックを使っていますが、一度も壊れたことはないです。
いつも私の代わりにせっせと調理してくれてます
どのサイズを選ぶのがいい?
サイズ選びも悩むと思いますが、結論からいうと最初は一番上のサイズ(2.4L)がおすすめです!
- 1.0L…1~2人用
- 1.6L…2~4人用
- 2.4L…2~6人用
うちは夫婦2人家庭なので、最初は真ん中の1.6Lでもいいかな?と思いました。
でも、煮物系などはたくさん作りたいときもある……
悩んだあげく、大は小を兼ねるということで2.4Lのサイズにしました。
カレーなども2〜3日ぶん一気に作れるので、大きいサイズにして正解でした!
料理しなくていい日があると気がラク
ぼくは毎日カレーでいい
ホットクックの新色「プレミアムブラック」が発売
ホットクックの一番大きい2.4Lサイズのカラーは、これまでレッドとホワイトのみでしたが、新型のKN-HW24Gから新色の「プレミアムブラック」が2023年に発売されるそうです。
高級感のある落ち着いたカラーなので、キッチンに置いてもシックな雰囲気でいいですね
ホットクックの電気代は?
ホットクックの電気代、どれくらいかかるか気になりますよね。
わが家の「KN-HW24F」の定格消費電力を見ると800Wでした。
800Wの電気で1時間調理をした場合
→ 電気代はおよそ25円
わが家ではホットクックを週に5〜6回使うので、電気代は月600円くらいです。
ホットクックと電気圧力鍋の違い
ホットクックは間違えられやすいですが、圧力鍋ではありません。
電気圧力鍋は食材を加圧するので、短時間で調理ができます。
一方、ホットクックは加圧しないので短時間調理はできないです。
ただ、圧力鍋は余熱の時間もありますし、食材をかき混ぜてくれないので、おまかせで調理というわけにはいきません。
ホットクックはかき混ぜ機能と予約調理などもできるため、おまかせ調理をしてくれるのがポイントです。
ホットクックは自分や家族の時間を優先できる
ここまで、ホットクックを実際に1年使った感想とメリットデメリットなどをお伝えしました。
ホットクックがわが家に来てから、調理中も安心して別のことができるので、自分や家族との時間に余裕が生まれました!
この記事を読んでくださっているあなたも、いつもお料理お疲れさまです。
ホットクックがなくても料理はできますが、あるとキッチンの頼もしい味方になってくれます。
今よりもラクな日がふえること間違いなしです!
たまには息抜きしましょう。
あなたの日々のお料理が、ホットクックでもっと楽しくなりますように。
これからもいろんな料理を作りたいな
ぼくはカレーが食べられればいいよ
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