一人旅でちょっぴり怖い経験をしたことがある、または初めての一人旅で防犯面が心配という方も多いのではないでしょうか?
この記事では一人旅で防犯意識を持つことの大切さと、外出時や夜間行動をする際の防犯対策などを詳しくご紹介します。
安全に一人旅を楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 旅行の防犯対策を知りたい
- 一人旅は経験がなく、何に気をつければいいかわからない
- 一人旅に興味はあるけど、安全面が心配
一人旅はなぜ危ない?防犯の必要性
一人旅をする際には、防犯意識を持つことがとても重要です。
とくに女性や初心者の方は、安全な旅を過ごすためにも、事前にしっかりと準備しましょう。
一人旅は自由気ままに行動できるのが魅力ですが、その反面、一人だからこそ危険な目に合ってしまう確率も高いです。
残念なことに、一人旅の際に盗難や詐欺の被害にあった・危ない経験をしたという話は耳にします。
私自身も知らずに治安の悪い地域のホテルを予約してしまい、怖い思いをした経験があります…
これから一人旅の際の安全対策や、防犯グッズなどをご紹介していきますね。
現地の治安を調べる
まずは、目的地周辺のことを情報収集しましょう。
現地の地域の特徴や、治安の良さを調べてみます。
海外旅行では現地での文化や独自の習慣などがありますし、国内でも都市によっては危険なエリアや犯罪の多い地域もあるため、「地名 治安」等のキーワードで検索してみましょう。
TwitterなどのSNSを活用するのもおすすめです
安全な宿の選びかた
安全な宿泊先を選ぶ
一人旅で宿泊先のホテルや旅館を選ぶ際には、セキュリティ面が充実しているかどうかを確かめることが大切です。
安全性の高い宿には以下のような特徴があるため、ホテルのホームページや口コミなどで確認してみましょう。
- フロントに24時間スタッフが常駐している
- 防犯カメラや防犯システムが整っている
- 客室の入り口がカードキーや暗証番号を使用するタイプ
- 客室内に金庫がある
- セキュリティ性の高い駐車場がある
予約サイトやGoogleの口コミをチェック
楽天トラベルやじゃらんなどの、宿泊予約サイトの評価や口コミは必ずチェックしましょう。
宿に宿泊した利用者の感想を知ることができます。
口コミの中で、安全面やセキュリティ対策についても書かれていることはよくあります。
私がおすすめなのは、宿泊予約サイト+Google Mapの口コミも見ることです。
Google Mapは、より率直な意見やリアルな感想が書かれていることが多いです。
結構シビアなコメントなども見かけるので、参考になります
ただ、防犯性は大切だけど、あまり予算はかけられないということもありますよね。
こちらの記事では一人旅で安全面を重視しつつ、旅の費用を節約する方法を書いているのでよかったら読んでみてくださいね♪
防犯グッズを持っていく
一人旅では、防犯グッズやアイテムを必ず持っていきましょう。
防犯ブザーや防犯スプレーなど、いざという時のために自分の身を守るためのアイテムを携帯しておきます。
大人でも油断は禁物ですよ
- 防犯ブザー
- コンパクト防犯スプレー
- ダイヤルロック
- 緊急連絡先のメモ
防犯ブザー
防犯ブザーは充電するタイプや電池式のタイプなど1,000円前後からあり、LEDライトも付いたものなら災害用としても活躍します。
私はUSB充電式のものを携帯しています
防犯スプレー
防犯スプレーは、唐辛子などの辛み成分が入ったスプレーなどがあり、私は持ち運びしやすい口紅くらいの小さなサイズを購入しました。
念のため護身用として持っています
ダイヤルロック
旅の荷物や貴重品を守るために、スーツケースや旅行かばんには鍵をかけておきましょう。
私はキャリーケースだけでなく、リュックのファスナーにもダイヤルロックをつけています。
宿などに荷物を預かってもらう際にも、鍵をかけていると安心です
一人旅の持ち物リストはこちらの記事にまとめているので、よかったら参考にしてみてくださいね♪
緊急の連絡先のメモを用意しておく
一人旅の旅行先で緊急事態が起こってしまったとき、すぐに連絡を取るため家族や大切な人の連絡先のメモを準備しておきましょう。
重要なのは、スマホなどではなく紙にメモしておくことです。
スマートフォンは充電が切れたり、紛失したりして使えなくなる可能性もあります。
メモは上着のポケットの中など、身体に近い場所に身につけておきましょう。
ボタン付きのポケットや、チェーンつきのケースに入れてベルトに固定するなどして落とさないように気をつけましょう。
- 自分の滞在先の住所と連絡先
- 緊急連絡先の名前と電話番号
- 保険会社や自国の大使館の連絡先(海外の場合)
- ツアーなら旅行会社の連絡先
スマートフォンのアプリなどで、緊急時の連絡先や安全情報が提供されているサービスもあるため併せて活用するのもいいでしょう。
ただ、緊急時にはパニックになってしまい、アプリの存在が思いつかないことも考えられます。
荷物の盗難・紛失の対策をする
貴重品を管理する
一人旅では荷物の盗難や紛失を防ぐためにも、自分自身で貴重品の管理をすることが大切です。
財布やスマートフォン、パスポートなどの貴重品は、常に身につけておくか、宿泊先の金庫などに保管しましょう。
公共の場や交通機関の中で貴重品を使うときは、周囲に不審な人物がいないか注意しましょう。
予備の財布を持っていく
もしも旅行中に財布を紛失してしまったら…?
気をつけるに越したことはないですが、予備の財布を持っておくと安心です。
私はまとまった(数万円)お金用の財布と、小銭など少額を入れた財布、クレジットカードなどのカードケースをそれぞれ分けて持っていきます。
移動中によく使うのは少額の財布とクレジットカードなので、取り出しやすい場所に入れています。
カードは紛失しないようにチェーン付きのケースを使うのも◎
外出時に気をつけること
街を歩くときのポイント
一人旅で外出する際は、自身の行動にも気をつけましょう。
観光地や人が密集している場所では、スリに注意して、荷物から目を離さないようにしましょう。
ショルダーバッグは斜めがけにして、体の前側に来るようにしておきます。
リュックは後ろからポケットを開けられて物を取られないように、貴重品は入れない・ロックをかける・前側に背負うなどの工夫をしましょう。
- 貴重品はしっかり身につける
- 鞄はリュックかショルダーバッグがおすすめ
- 歩道では車道側じゃなく壁側を歩く
- 明るいメインストリートを選ぶ
- 歩きスマホに注意する
- 定期的に背後や周辺の状況をチェックする
露出の多い服装はしない
とくに女性には気をつけてほしいのが、一人旅での服装です。
肌の露出が多い服や、体のラインがハッキリ出る服装はなるべく避けましょう。
性犯罪に遭わないためにも、不審者を刺激しない・目をつけられないようにしましょう。
帽子を被るなどして、不特定多数の人の前ではなるべく顔を隠すのもおすすめです。
このご時世、マスクをつけるのも防犯には有効です
声をかけられたらきっぱり断る
異性などに突然声をかけられても、相手にしないようにしましょう。
大抵はナンパや勧誘が目的です。
「今少し時間ありますか?」「おひとりですか?」などと言われたら、「急いでいるので」「これから人と会うので」ときっぱりと断りましょう。
中には、警戒されないよう道を尋ねるフリをして声をかけてくる人もいます。
その場合も「わかりません」「交番で聞いてください」などと、道を知っていてもなるべく第三者にゆだねたほうがいいです。
どういう人かにもよりますが、安易に相手をするとつけ込まれることがあります
無視をすると相手が怒って逆上してくる場合があるので、短めにちゃんと断るのがポイントです。
店内で注意すること
スマホなどをテーブルに置かない
飲食店などを利用する際は、スリや紛失を防ぐためにも、スマホや貴重品をテーブルの上に置かないようにしましょう。
とくに海外では、通行人がさっと持っていってしまうこともあります…
目立たない席に座る
これは私が意識していることですが、自分で席を選べる場合は、フロアの真ん中など人から見られやすい席はなるべく避けるようにします。
女性一人なので不審な人に目をつけられないことと、飲食中に多くの人の目線を感じると落ち着かないからです。
単純にすみっこの席が好きというのもあります
カウンターなどの体を外側に向ける席なら、外の景色を見ることもできるのでおすすめです。
夜間の外出はとくに注意を
夜間の外出時はとくに気をつけましょう。
居酒屋やナイトクラブなどのいわゆる飲み屋街・歓楽街では、酔っ払っている人や不審者も多いため注意が必要です。
実際に夜出歩く前に、その周辺についての治安や情報を調べておきましょう。
お酒は飲みすぎないようにする
旅先でお酒を飲むときには、自分の意識をしっかりと保てる量を心がけましょう。
お酒を飲むお店は、口コミなどで評判をチェックするといいですよ。
また、飲酒時にトイレなどで席を外す場合には、飲み物を飲み干してから離れるようにしましょう。
過去には女性の飲み物に薬を入れられる事件もあったため、気をつけるに越したことはありません。
交通手段別・移動のときの防犯対策
電車やバスに乗るとき
一人旅では、電車やバスなどの公共の交通機関を利用することも多いと思います。
とくに朝夕の混雑している時間帯や、乗り換えのときには注意が必要です。
荷物や貴重品は離れないようにしっかりと身につけて、混雑時の人が密集している状況では周囲に不審者がいないか確かめましょう。
夜間の時間帯にはとくに警戒して、なるべく明るくて人がある程度いる車両を選ぶようにしましょう。
タクシーに乗るとき
タクシーを利用する時には、大手のタクシー会社を選んで、運転手の身分証や車両のナンバーを確認しましょう。
ナンバーは乗る前にさりげなくチェックしておきます
また、乗車前には目的地と料金の目安の確認を行い、最短距離でお願いしますなどルートの指定をするとより安心です。
日本国内ではそこまでする必要はなくても、海外では外国人客には割増の料金を請求されるることや、わざと遠回りをして運転されるケースもあります…。
安全対策はやりすぎなくらいが安心です
現地の人にアドバイスをもらう
一人旅では、旅先の現地の人々となるべくコミュニケーションをとるのがおすすめです。
現地に住んでいる人は、地域の文化や習慣、安全情報などに詳しくて良いアドバイスをもらえることがあります。
ホテルのスタッフさんやお店の人など、さりげなく挨拶をして質問してみるといいでしょう。
人に話しかけるのに抵抗があるという方もいらっしゃると思いますが、現地の観光案内所は比較的話しかけやすいですよ。
私もコミュ症なんですが、観光案内所では地域に詳しい親切な人も多くて話しやすいです
とくに海外だと外国人は警戒されやすいため、こちらから積極的にコミュニケーションをとると、フレンドリーに話してくれることも多いです。
初めてならガイドツアーもおすすめ
もし初めての一人旅で不安が強いなら、最初はグループツアーやガイドツアーに参加することも一つの方法です。
一人旅でも、他の旅行者や現地のスタッフさんとある程度一緒に行動するため、安心して楽しめますよ。
また、家族や親しい友人がいれば、事前に一人旅の予定や目的地を伝えておくと、気にかけてもらえるのでより安心です。
初めての一人旅は、家族などに行き先を伝えておきましょう
こちらの記事では一人旅でツアーに参加するメリットなどを紹介しているので、よかったら読んでみてくださいね。
旅行者の体験談を知る
実際に一人旅を経験した旅行者の体験談やアドバイスは、安全対策にもとても役立ちます。
インターネット上のブログやSNSなどを活用して、ほかの旅行者の声や体験談もチェックしてみてください。
このブログも参考にしてもらえたら嬉しいです
安全な一人旅には、下調べと準備が大切
一人旅ではしっかりと防犯意識を持つことが、自分の身を守るためにとても重要です。
事前の下調べと準備をしておき、安全に一人旅を楽しみましょう!
あなたの一人旅が安全に充実することを願っています♪